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ポクポク木魚 No.20  久しぶりのインドで

ポクポク木魚 20 

久しぶりのインドで

 久しぶりに、一週間ほどインドに行ってきました。浄土宗平和協会のお仕事で、スタディーツアーと題して、旅程の作成から旅行代理店の交渉をして、半年がかりの募集で全国から十七人の応募があり、現地で参加者のご案内もしてきました。

 今回訪れたのは、インドでも歴史的に比較的富裕な地域である南インドでした。浄土宗平和協会は、日本のNGO支援のプログラムがあり、支援団体の一つである「反差別国際運動(IMADR)本部=東京」のご案内で、南インドの都市マドラス(チェンナイ)の郊外にあるアウトカーストの村を訪れました。カースト制度、ご存じでしょうか? インドの国民宗教であるヒンドゥー教に内在する身分制度で、インド社会に抜きがたく存在しています。アウトカースト(現地の言葉で「ダリット」と称します)とは、そのカースト制度の身分以下の階層をさします。

 チェンナイもIT(情報技術産業)企業で発展する都市の一つで、街も人も一昔前では考えられないほど発展していました。しかし、カースト制度は、インド社会に重く澱のようによどんで内在していました。

 インドの現代仏教は、インド独立後に法相、憲法起草委員会委員長として活躍した社会運動家B・アンベートカル(一八九一~一九五六)が、そのアウトカーストの人々とともに集団改宗して再出発しました(一二世紀頃インドで仏教はいったん途絶えています)。インド社会の最底辺にいる人々が、現代インド仏教の中心になって活動しています。だから故に、インドの仏教は社会制度と日々、闘う姿勢を崩しません。

 こんな予備知識はあったものの、現実の差別は予想以上でした。橋などのインフラは、仏教徒の村に届かず、やはり学校や地域でも、暴力やあからさまな差別が日々繰り返しているそうです。この国の仏教徒は、東アジア、東南アジアの仏教と違い、毎日が闘争みたいな感じで、ツアー一行に説明してくれたお坊さんもどちらかというと一昔前の日本の労働組合の闘士みたいな方でした。

 個人的に大発見をもう一つ。インドにあれだけ牛がいるにもかかわらず、ヒンドゥー教徒は牛を宗教的タブーとして絶対に食べません。数億頭もいる牛を牛乳を取るだけで、あとはどうするのだろう?と思っていました。ところが、ダリットの人々は歴史的にカースト外存在なので、牛をおいしく食べちゃうのですね。ダリットの村でビーフカレーを振る舞われて、インド風に手でいただいたのですが、その味のおいしいこと。インドに長くいたので、やや変な感じはしたのですが、それでも日本人に戻って大変おいしくいただきました。まぁ個人的な発見ですが……。(住職)

| ポクポク木魚 | 04:33 PM | comments (0) | trackback (0) |

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