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慈悲と縁


 日本は借金大国なのだそうだ。本年度予算ベースで、国と各自治体の長期債務残高、つまり借金は六七四兆円、乳児から高齢者まで全人口で割ると一人あたりの借金は五一〇万円、四人家族だと一家の負債額は二千万円を超してしまう。戦費に財政をつぎ込んだ昭和十年代後半以来、借金の総額が国内総生産(GDP)を、初めて上回るという未曾有の事態だという。何が日本をそうさせたのだろうか▼二〇世紀、日本人は途方もない快適な社会を作り上げた。街は清潔で、建物も道路も新しい。しかし本当に幸せなのだろうか。借金体質のばらまき型予算が、日本人のこころを少しずつむしばんではいないか。すべてをお金で換算する無理がたたり始めてはいないだろうか。出産、子育てと教育、高齢者介護、環境とまちづくり、今世紀の課題とされる問題のどれをとっても、ばらまきのお金を積んですべて解決する問題ではない。人生とその環境は所詮お金で買えるものではない▼二一世紀を迎えるにあたり、日本人はいかに生きるべきか、どう働き、どう暮らすべきなのか。その処方箋がおぼろげだが、欧州の国々を手本に見えてきた。キーワードは、ボランティアとコミュニティ。従来の経済活動の範疇からはみ出る、人のこころと直結する人間の行為だ▼自発的な慈悲の行い(ボランティア)であれ、人と人との縁づくり(コミュニティ)であれ、日本仏教が千年を超す時をかけて熟成した考え方の基本だ。浄土宗は二一世紀の劈頭にあたり、宣言文を出した。曰く「愚者の自覚をもって、仏の慈しみある家庭、社会、そして共生の世界を」と。「慈悲と縁」。新しい世紀を創造するために日本人に求められる生き方は、法然仏教の教えそのものだ。時代が仏教に追いついてきた。(K)

| @Temple | 03:13 PM | comments (0) | trackback (0) |

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