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「家族再現」儀礼

国立人口問題研究所は、現在三十歳の未婚女性の半分、三十五歳未満の約七割が、生涯結婚せず未婚のまま一生を終えると推定する。女性の生涯未婚率は、近い将来一五%を超え、場合によっては二割を超すことも十分現実的だという。男女ともに五人に一人は一生独身という社会、これは家族の崩壊以外何ものでもないのではないか▼詩人で評論家の吉本隆明は新刊の家族論で「母親が(子育てに)『面倒だ』とか『厄介だ』という思いで赤ちゃんと接したとすれば、それこそ、もうあとになっては取り返しのつかない悪影響が出てしまう。『男女同権』の結果として生じた出生率の低下は、もっと重大に考えなければいけないことになる。これはお説教の意味は少しもない。事実の意味で触れているだけだ」(『家族のゆくえ』光文社)と警鐘を鳴らす▼一周忌、三回忌など伝統仏教が大切にしてきた年忌供養は「家族の再現」の儀礼だと思う。むろん、経をとなえ、香を焚き、花を供えて亡き家族の一員を追善供養する儀式ではある。しかしそれとともに、かつて故人と一緒に、兄弟姉妹として、また親と子、夫と妻として食卓を囲んだ家族、親族が再び集い、食を共にするという意味こそ、現代社会では重要なのだ。読経、法話をおえ、御斎(おとき)の席に着き、在りし日の食卓を再現する。調理の「火」を共有することが、家族という単位の条件であるならば、定期的にホトケとともに食し合う儀礼とは、連綿と続くいのちの連なりを確認し、家族の親和性を認め合う場であり、また亡き父母の面影を追い、ホトケの前で息子は父のように、娘は母のように生きることを学ぶ場なのだ。▼家族の崩壊に瀕するこの国で、いのちの連なりを再確認する場をもつことはとても大切だと思う。(K)

| @Temple | 03:41 PM | comments (0) | trackback (0) |

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