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伝統的家族への回帰

 ビジネスマンを主な読者とする経済週刊誌が、「介護・看取り、死、葬儀、寺、墓」など人生の終末期についての特集を組むことがめっきり増えた。高齢社会の反映なのか、読者層が厚い団塊の世代が喪主となるケースが増えているからなのか。様変わりである。しかし終末期の課題を、経済的な切り口だけで、捉えられるものだろうか。死に際し重要な要素として浮かび上がる家族の関係など貨幣には決して置換できない人の縁(関係性)、一人称としての人の死、これらは近代主義的な出発点を持つ経済学だけでは、決して把捉できない◆介護保険などによって外注化されたかに見える介護、イベントと化した葬儀、家族を前提とした墓制、これらのものが、このままのかたちで続くとは思わない。葬儀のイベント化に手を貸した寺や僧侶にも責任がある。ただ葬儀の前線にいる市井の僧侶として、四十九日の間続く中陰儀礼こそ、死を学ぶ絶好の場と理解している。法話・説法といういわば「上から目線」の場ではなく、故人の祭壇を前に、対話によって喪主やその家族と人の死を学びあえる場、そこに意味を見いだす。問わず語りの話にホトケとなった故人の生涯をうかがい、その最期を聴く◆この五月末、国立社会保障人口問題研究所が出した第四回全国家庭動向調査が家庭に対する意識変化を指摘している。「男の子は男の子らしく」「家庭の重要問題は父が決定」「夫が働き妻は専業主婦」。こうした伝統的な家庭像が肯定され始めているというのだ。団塊の世代が破壊したはずの伝統的家族が若い層を中心にここ二十年で初めて見直され始めたという◆中世、河原で死者を弔ったという「遊行聖、念仏聖」の歴史まで遡って、葬儀のあり方を検討しなくてはならないと思う。伝統的家族の復権が真実であればなおさらのことだ。(K)

| @Temple | 03:53 PM | comments (0) | trackback (0) |

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