専称寺ご案内
寺だより「MOYAi」
ギャラリー三蔵堂
オフィス三蔵堂
専称寺墓地・納骨堂「光明殿」
永代供養墓「菩提樹陵」
お寺アクセス
お問い合わせは、mail@senshoji.jp へ
専称寺トップへ

CALENDAR

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<前月 2018年04月 次月>

NEW ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

PROFILE

OTHER

www.senshoji.jp

<<次の記事 前の記事>>

ポクポク木魚 No7

 遺書をかく

 「遺書を書く」というと、普通はドキッとしますよね。ここ数年、いろんな所で講演によばれます。声をかけて頂いたからにはちゃんとした話をしようと考えてたどり着いた高齢者向けの講演テーマが「遺書」でした。講演の主催者のほうが、このテーマを伝えるとギョッとされることが多くて、演題だけは別のものにしていますが……。

 先日の国勢調査で世帯あたりの家族の数が平均で二人ちょっとってご存じでしたか? 「MOYAi」今号の表紙にも書きましたが、今、家族のかたちが大幅に変わっています。親子関係も疎遠になっているんですね。法事に檀家さんの家にうかがっても、家族の関係「縁」が薄くなっていることがひしひしと感じます。

 親という存在を、子ども時代の視線でしか知らない人びとが増えていると実感しています。ひとりの人間として両親はどんな存在だったか、若いころどんな夢を抱き、どんな結婚をしてどんな仕事に励んだのか? 子どもに伝えることなく亡くなってしまい。子どもにとっても「親孝行したいときには親は無し」という川柳状態に陥っていますね。

 だから「遺書のすすめ」なんです。講演では、自分の名前生年月日から始まる遺書のひな形を持参して実際に書く練習をしてもらいます。親や自分の兄弟、祖父母の名前、小さかったころの家の間取り。学校時代、結婚したころどうだっか。高齢者が子どもと同居するケースは非常に少なくなっている。だからこそ本当にあなたが子どもに伝えたいこと、自ら生きてきた縁を、一つ一つ思い出して書いてもらう。

 同時に「尊厳死の宣言書」「臓器移植の意志確認書」や、流行の臨死体験などの解説などもしながら、「死」そのものにも話を進めます。「死の生前教育」といわれているものです。また「あなた自らの死は、その子どもにとって最期の親としての教育です。人はどうやって死んでいくか、自らをもって教えること」とお話しして、さらに伝統的な「他界観」、日本人は死んだあとのことをどう考えてきたか、「極楽」が、どう受け止められてきたか話を進めます。最期には「生けらば、念仏の功つもり、死なば浄土に参りなん」(法然)「災難に遭う時節には、災難に遭うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候」(良寛書簡)という言葉で講演を終えます。まぁ、こんなことをこのごろ、講演のテーマとしてやっています。

| ポクポク木魚 | 12:57 PM | comments (0) | trackback (0) |

コメント

コメントする








この記事のトラックバックURL

http://senshoji.jp/senshoji/blog/tb.php/7

トラックバック

PAGE TOP ↑


Copylight(c) 2003 HOHNEN BUDDHISM SENSHOJI TEMPLE, SHUNKAI KAWASOE. All rights reserved.