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寛容の教え

 シンクレティズム(syncretism)という言葉がある。「混交主義」と訳すのが一般的だ。教学上の見解を融合、和解させようという現象である。日本では平安時代以来、神と仏を融合させた本地垂迹説がそれにあたる。アジアの様々な神格を採り入れながら東漸し、日本にたどり着いた多神教たる仏教と、八百万の神と呼ばれるように、神話上、歴史上の人格、自然など様々なヒト、モノを神として祀った神道とが、混交しないわけがない。明治の国家政策としての廃仏毀釈までは、寺と神社が同じ境内にあることは珍しいことではなかった▼少し前、中東パレスティナの地を訪れた。同じ一神教であるイスラムとユダヤの衝突点である。「分離壁」といわれる巨大な壁が、二つの土地を分けようとしていた。唯一絶対的な人格神をいただく両宗教に、原理的に共生はあり得ない。そもそも、シンクレティズムなる言葉には、「無節操」「折衷」などの軽蔑的なニュアンスが含まれる。イスラエルは物理的な「壁」を建設して自らの信仰を守るしか方途はないと主張する。9.11に代表されるように、「文明の衝突」と言われて久しい。前世紀末からバルカン半島・中東に至る地域紛争、国家間戦争は、その大半が宗教戦争(紛争)だ▼仏教は、その始まりからして寛容の宗教である。他派の聖典であっても、その意味を容認する。各人の資質によって、様々な教えがあって良いとも説く。法然上人にもこんな言葉がある。「異学異解の人をえては、これを恭敬して、かろしめあなどる事なかれ」(津田三郎へつかわすご返事)。他宗派の教えを敬えとおっしゃっている。キリスト教に基盤を持つ欧米文明が衰退し、多種多様な文明が並立し始めるという21世紀、仏教の寛容の思想は重要性を増すと信じる(K)

| ポクポク木魚 | 09:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

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