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ポクポク木魚  no. 10

お布施のお話

 十年ほど前の話ですが、担当しているラジオ番組で「大特集・仏教何でも相談室」というテーマをやったことがありました。ファックスで質問を募集。はてどんな質問が来るやらと、期待半分、不安半分でスタジオで待っていました。ジーコ、ジーコとファックスから流れてきた質問は、大半が「お布施」について。うーん。まいったなぁ。お経や法事の話を期待していたのに「坊さんに包むお布施って、いくらぐらいが常識なの?」という質問ばかり。
 確かにお布施ってビミョーな問題ですね。額が多くても少なくても……。これが、ひと昔なら、村には包みものの「相場」というものが厳としてあって、分からなければ長老や、家のじいさんに聴けばすぐ分かったものです。お布施をいただく身にとっても、相場と寸分違わぬお布施をあげていただいて「わーぁ、このシステムってすごいなぁ」と妙に嬉しかったりしたことも。ところが、ここ十年ほどで様変わり。地域や家族など共同体といわれるものが崩壊しつつあるらしく、こうした微妙な情報について尋ねる人が少なくなった。相場を共有できなくなったのですね。
 お年玉に始まって、入学祝い、お中元、それにおすそ分けや、香典、祝儀さらには寄付、役者に投げる「おひねり」など(こうしたものを「贈与体系」というそうですが)この未開社会から続く行為と、近代的な一物一価、つまりスーパーの値札みたいなありかたとは、なにか決定的に違うそうです。お祝儀、お布施などが公定価格になったら変な社会ですよね。
 ところがこのごろ「春海さんだから聞くんだけど、法事のお布施、いくら包めばいいの?」という質問が、急激に増えました。質問する方も切実だけど答える方も当惑しますな。あたふたとその場しのぎの説明で答えに代えますが内心は「困ったなぁ、何とかしなくちゃ」といつも思っています。
 まさか、お布施を定価にしようとは思いませんが、檀家の皆様からいただいたお布施が何にどう使われているのか、ちゃんと公表して、決して「坊主丸儲け」でもないよ!と分かっていただくのも、この時代の気分に沿っているかなと思ったりします。一部はすでに実施ずみですが、お寺の「バランスシート」をすべてガラス張りにする。支払いの方で、お寺の風景を維持するのにいくら、お檀家さんとのお付き合い、ろうそく線香など法要の支払い、事務経費、そして住職が個人的にどれだけいただいているのか、こんなものを公表すると、お寺のお金を大切に使う機縁にもなりますよね。まぁそんな今日このごろです。次回は、もう一つの問題、「戒名」について書きますね。

| ポクポク木魚 | 01:04 PM | comments (0) | trackback (0) |

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