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共生と平和の教え

 法然上人(1133-1212)のご法語全巻を読み返した。こんな言葉に出くわした。目から鱗が落ちるほど驚いた。「お念仏の行を全く信じようとしない人と議論しあったり、また、お念仏以外の行を修したり、私たちとは異なる理解をしている人に向かって、お念仏の教えを強制してはいけません。異なる教えを学び、異なる理解をしている人に対しては、彼らを敬いこそすれ、軽んじ侮るなどのことをしてはいけません。」(津戸の三郎へつかわすお返事)◆唯一絶対の神をいただく一神教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などは、他の信仰を認めることは原理的にあり得ない。ローマ帝国のキリスト教国教化(テオドシウス一世・4C)以来、欧州の地でどれだけの血が流されたか。異端審問、宗教戦争、とりわけプロテスタント国家オランダ独立に伴う八十年戦争(1568~)、ボヘミアの反乱で始まった三十年戦争(1618~)は全欧州諸国を巻き込んでの、カトリックとプロテスタントの戦いだ。政治的にはウエストファーレン条約(1648)で決着を見たが、その後も現代まで、ユダヤ・イスラム対立、イスラム原理主義の台頭など宗教的対立は尽きない◆西欧の宗教的寛容の思想はジョン・ロック(1632-1704)によって確立された。「いかなる私人も、教会や宗教の違いを理由として、他人の社会的権利の享有をそこなう権利を持ってはおりません。たんなる正義という狭い限度に満足することなく、慈愛、博愛、寛大がそれに加えられねばなりません。」(寛容についての書簡)◆12世紀に書かれた法然上人の言葉を、もう一度かみしめてほしい。他を敬い、他に強制をしない、侮らないという教え。血なまぐさい宗教紛争が絶えない現代にあって、まさに平和と共生の言葉ではないかと思う。(K)(浄土宗新聞平成25年6月号一面コラム鐸声掲載)

| @Temple | 04:23 PM | comments (0) | trackback (0) |

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