専称寺ご案内
寺だより「MOYAi」
ギャラリー三蔵堂
オフィス三蔵堂
専称寺墓地・納骨堂「光明殿」
永代供養墓「菩提樹陵」
お寺アクセス
お問い合わせは、mail@senshoji.jp へ
専称寺トップへ

CALENDAR

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<前月 2018年04月 次月>

NEW ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

PROFILE

OTHER

www.senshoji.jp

<<次の記事 前の記事>>

障害者支援センターまや

 社会福祉法人を新設して、障害者支援センターを開設しようとしている。まだ確定したわけではない。その途上だ。
 私の次男は、障害児だ。2歳の時に百日咳をこじらせて肺炎となり、高熱が続き智慧遅れとなった。16歳だが知能は3歳程度。3年近く前、障害者支援の世界に長いあるお檀家さんから「和尚さん。お寺で社会福祉ばせんば!」とたたみかけられて、次男の体験もあったので、つい「やってみようか」と思った。障害児を持つ親の絶望感が分かち合えるような気がしたからだ。仏教のいう慈悲心は、現代では社会福祉活動でもある。
 設立準備会を開設したり、あれこれ活動をしていたら、今年4月に、多久市が学校合併による廃校を利用する業者を探しているとの情報があった。7月にコンペがあり、私たちが優先交渉権者として選ばれた。
 会の名前はこの寺だよりの名前でもある社会福祉法人「もやいの会」、施設は、知的障害者、精神障害者を中心に定員40人を目指す小規模多機能型だ。施設の名前を「障害者支援センターまや」と考えている。「まや」とは言うまでもなくお釈迦様のお母様のお名前だ。福祉には母性が必要だと考えたから、そう名付けた。役員候補には、専称寺の役員を中心に地域の福祉関係者になっていただいた。社会福祉法人の基本金に、専称寺が平成元年から少しずつ積み立てていた基本金から寄付させていただくことになった。多久市から譲渡いただく学校は、旧南部小学校。運動場・体育館を除く校舎で、敷地は七千㎡、延べ床面積は三千五百八十㎡もある。施設の開設予定は、平成27年4月。
 福祉の世界では、「障害者自立支援法」から「障害者総合支援法」に替わって、様変わりしているという。競争原理の導入、地域との共生、サービスの提供主体を市町村に委譲など。私たちの目指す施設は、「総合法」でいう就労支援施設。とくに障害の軽い人々には、ちゃんと雇用契約を結んで、工賃を支払わなくてはならない。工賃を支払うためには、当然ながら国からの支援費だけでは足らない。就労事業を行うこととなる。
 就労事業の基本テーマを私たちは「食と農」とした。食や農のノウハウは、この地域の人々の中にぎっしりと詰まっていると思ったからだ。事業は、旧南部小学校の広い建物、敷地を利用して、ハウスによる水耕栽培、菌床栽培によるきのこ生産、お菓子生産などを、少しずつ充実させようと計画している。いずれは、障害者のためのグループホーム、ケアホームも計画中だ。
 私の曾祖父の妹は、生まれながらの全盲だった。三味線と箏の教授で生計を立て、私が小学生の頃、90歳で他界した。その頃までは地域の中に障害を持つ人々が生き生きと生活していた。それがいつの間にか、高度成長時だと思うが、障害者は山中のコロニーに押し込まれた。それを社会に戻すのが、私たちの使命でもある。共生社会の実現は、縁起思想によってたつ仏教者の使命でもある、と思う。(住職独白)

| ポクポク木魚 | 10:48 AM | comments (0) | trackback (0) |

コメント

コメントする








この記事のトラックバックURL

http://senshoji.jp/senshoji/blog/tb.php/90

トラックバック

PAGE TOP ↑


Copylight(c) 2003 HOHNEN BUDDHISM SENSHOJI TEMPLE, SHUNKAI KAWASOE. All rights reserved.